[対象バージョン]

Delphi 1.0J 2.0J 3.0J

[説明]

Windows 標準のヘルプファイルを作成する手順を簡単に説明します。詳しくは下記の文献などを参考にしてください。

  1. リッチテキストフォーマットでヘルプ本体を記述する。
  2. ヘルプコンパイラでコンパイルするために必要なプロジェクトファイルなどを用意する。
  3. ヘルプコンパイラでコンパイルする。
  4. 実際に表示してみて修正する場合は 1 に戻る。

このためテキストエディタとヘルプコンパイラがあれば一応作成することができます。ヘルプコンパイラは下記のURLにて最新版をダウンロードできるので簡単に入手可能です。ただエディタはリッチテキストが扱えた方が便利なので Microsoft Word などがやはり良いと思います。またさらにオンラインソフトの中にはヘルプ作成専用のものがあり、これらを利用するとプロジェクトファイルや目次の作成などを自動化してくれたり、本文をビジュアルに編集できるものもあり労力を大幅に減らすことができます。

追加情報がありましたらお知らせください。(特に参考文献など)

[オンラインで手に入るツール類]

ヘルプコンパイラ

Microsoft Help Workshop Ver 4.03

ヘルプ作成支援ツール
  1. HelpWriter Ver 1.29

    WYSWYG 環境にてヘルプを編集することができます。コンパイル済みのヘルプファイルから逆コンパイルもでき、実際のヘルプから逆コンパイルして参考にしたりもできます。

  2. HelpCard97

    ソフトの名前通りヘルプをカードの集まりのように扱って作成していくソフトです。最新版はVisual Basic 5.0 で作られているようです。

 

[参考文献など]

Delphi 応用プログラミング   堀越一雄氏著 技術評論社 2,700円

Windows3.1 時代のヘルプ作成方法ですが基本を学ぶには良い本と思います。普通のテキストエディタでの作成を基本にして簡単なものならすぐにできます。

 

 

 

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