先ず、起動時に表示したいフォームを作成します。
ビットマップを表示するとか、文字を表示するなど、どのような形でもＯＫ。
そして、プロジェクトのオプション設定で、そのフォームを自動作成の対象か
ら外します。
さらに、そのフォームのOnDeactivateイベントでReleaseメソッドを呼び、
Initialization部で、そのフォームをCreate、Show、Updateします。
例を参照してください。例では、SplashWindowという名前のフォームにし
ています。

これで、アプリケーションを起動すると、上記のSplashWindowが表示され、
メインフォームが表示されると同時にSplashWindowは消えます。

SplashWindowのFormStyleをfsStayOnTopにしておくと、必ずSplashWindow
が前面に出てきます。

Delphi2.0なら、このフォームをリポジトリに登録しておくと、後で再利用
する時に便利です。

type
  TSplashWindow = class(TForm)
    procedure FormDeactivate(Sender: TObject);
  private
    { Private 宣言 }
  public
    { Public 宣言 }
  end;

var
  SplashWindow: TSplashWindow;

implementation

{$R *.DFM}

{********** OnDeactivateイベントの記述 **********}

procedure TSplashWindow.FormDeactivate(Sender: TObject);
begin
     Release;
end;

{********** Initializationの記述 **********}

Initialization
   SplashWindow := TSplashWindow.Create(Nil);
   SplashWindow.Show;
   SplashWindow.Update;
end.

ここにあるドキュメントは NIFTY SERVEの Delphi Users' Forum FDELPHIに寄せられる質問の中から、よくある質問への回答を FDELPHIのメンバーがまとめたものです。　したがって、これらの回答はボーランド株式会社がサポートする公式のものではなく、掲示されている内容についての問い合わせは受けられない場合があります。