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15番会議室「FAQ編纂委員会」に寄せられた「よくある質問の答え」
[Q]
コントロールパネルの中の、「画面のプロパティ」などのアプレットを
直接起動するにはどのようにすればよいのですか?
[A]
uses節に ShellAPI を追加してから、ShellExecute を使用して、次のように
行ないます。
ShellExecute(Handle, 'OPEN', 'rundll32.exe',
PChar('shell32.dll,Control_RunDLL ' + ExtractFileName(FileName)),
'', SW_SHOW);
または、WinExec を使って
WinExec(PChar('Control.exe +'FileName', 0);
としても可能です。
FileName にはコントロールパネルアプレットのファイル名が入ります。
コントロールパネルのアプレットの実体は System ディレクトリにある
*.cpl というファイルです。このファイル名を FileName に指定します。
次に代表的なコントロールパネルアプレットを挙げておきます。
Access.cpl ユーザー補助
Appwiz.cpl アプリケーションの追加と削除
Custom.cpl DOS環境
Desk.cpl 画面
Inetcpl.cpl インターネット
Intl.cpl 地域
Joy.cpl ジョイスティック
Main.cpl マウス、キーボード、フォント、プリンタ、パワーマネージメント
Mmsys.cpl マルチメディア、サウンド
Modem.cpl モデム
Netcpl.cpl ネットワーク
Password.cpl パスワード
Sysdm.cpl システム、ハードウェア
Timedate.cpl 日付と時刻
Main.cpl のように複数のプロパティを持つものがあります。
Main.cpl を直接起動しただけではマウスのプロパティが起動してしまいます。
キーボードのプロパティを起動するには
Main.cpl キーホ゛ート゛
のようにパラメータを渡してやればOKです。
[例]
「画面のプロパティ」を起動します。
ShellExecute(Handle, 'OPEN', 'rundll32.exe',
'shell32.dll,Control_RunDLL desk.cpl', '', SW_SHOW);
「サウンドのプロパティ」を起動します。
ShellExecute(Handle, 'OPEN', 'rundll32.exe',
'shell32.dll,Control_RunDLL mmsys.cpl サウント゛', '', SW_SHOW);
ここにあるドキュメントは NIFTY SERVEの Delphi Users' Forum FDELPHIに寄せられる質問の中から、よくある質問への回答を FDELPHIのメンバーがまとめたものです。 したがって、これらの回答はボーランド株式会社がサポートする公式のものではなく、掲示されている内容についての問い合わせは受けられない場合があります。
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