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16番会議室「玉石混淆みんなで作るSample蔵」に寄せられたサンプル
"GExpertsの日本語対応"
GExperts(http://www.gexperts.org/)は非常に高機能なプログラム環境補助
ツールですが、バイナリパッケージをそのままインストールしたのでは、日本
語が化けてしまいます。
GExpert 1.0 Pre-Release 4以降ではソースから再構築して、インストールディ
レクトリのGExpert.dllを置き換えることにより、容易に日本語対応させること
ができますので、お試しください。
なお、D5で検証してありますが、私はD3,D4は持っていませんので、検証できる
方はフォローしてくださるとありがたいです。
また、落ちなどがありましたら、そちらもよろしくお願いします。
1.GX5-100-pre4.exeを普通にインストールします。
2.GXSource-100-pre4.zip を適当なフォルダに展開します。
3.GXSource\src\に41個ある*.dfmの読取り専用属性をはずします。
4.GXSourceにある、GExpert5.dprをIDEで開きます。
5.設計時パッケージをインストールします。
GXSource\Comps\にあるGxComponents5.dpkをダブルクリック。
パッケージエディタが出たら、「オプション」>「ディレクトリ/条件」>
「検索パス」でGXSource\src\を追加。
「コンパイル」>「インストール」で、GExpertsタブに
FastSortTreeview
SortGrid
SpinIntEdit
の3つのコンポーネントがインストールされる。
6.次に以下の21個の GXSource\src\*.pas ファイルをIDEで全部開きます。
これ以外のユニットを開いた場合、ほかの設計時パッケージがインストール
されてないため、コンポーネントが見つからないないというエラーが出るの
で注意すること。(下手をすると、コンポーネントを削除されてしまう)
GX_AsciiChart.pas
GX_Backup.pas
GX_BackupConfig.pas
GX_CleanDirectories.pas
GX_ClipboardHistory.pas
GX_CodeLib.pas
GX_CodeOpt.pas
GX_CodeSrch.pas
GX_Configure.pas
GX_ExpertManager.pas
GX_GrepResults.pas
GX_GrepSearch.pas
GX_IdeShortCuts.pas
GX_MessageDialog.pas
GX_MessageOptions.pas
GX_PeInformation.pas
GX_ProjDepend.pas
GX_ProjDependProp.pas
GX_SourceExport.pas
GX_ToDo.pas
GX_ToDoOptions.pas
7.以下のコントロールのフォントをオブジェクトインスペクタで
MS Sans Selif 8pt からMS Pゴシック9pt、キャラクタセット
を日本語(SHIFT JIS)に変更します。
GX_AsciiChart.pas
FontComboName: TComboBox
txtChars: TEdit
GX_Backup.pas
lbFiles: TListBox
GX_BackupConfig.pas
edBackupDir: TEdit
GX_CleanDirectories.pas
clbDirs: TCheckListBox
clbExtensions: TCheckListBox
GX_ClipboardHistory.pas
lvClip:TListView
mmoClipText;TMemo
GX_CodeLib.pas
tvTopics:TTreeVew
GX_CodeOpt.pas
edPath: TEdit
edNetFile: TEdit
fcTreeview: TComboBox
fcEditor: TComboBox
GX_CodeSrch.pas
edSearch: TEdit
GX_Configure.pas
edVCLPath: TEdit
edConfigPath: TEdit
edHelpFile: TEdit
GX_ExpertManager.pas
lvExperts: TListVew
GX_GrepResults.pas
dlgGrepFont: TFontDialog
lbResults: TListBox
GX_GrepSearch.pas
cbText: TEdit
cbDirectory: TComboBox
cbMasks: TComboBox
GX_IdeShortCuts.pas
MenuStructure:TEdit
GX_MessageDialog.pas
meCaption: TMemo
GX_MessageOptions.pas
edtMsgString: TEdit
GX_PeInformation.pas
lvMSDOS: TListVew
lvPEHeader: TListVew
lvPEOptionalHeader: TListVew
lvImports: TListVew
lvImportFunctions: TListVew
GX_ProjDepend.pas
tvUnits: TListView
lvUnitUses: TListView
lvUsedBy: TListView
lvIndirect: TListView
GX_ProjDependProp.pas
laFileName: TStaticText
lbxSource: TListBox
GX_SourceExport.pas
edtTitle: TEdit
GX_ToDo.pas
lvTodo: TListView
GX_ToDoOptions.pas
lstTokens: TListBox
edToken: TEdit
cboDirectory: TComboBOx
8.SourceCode.txtに従って、以下のように「プロジェクト」>「オプション」
を設定します。
「ディレクトリ」>「検索パス」に以下のパスを追加。
GXSource\Comps
GXSource\src
GXSource\EII\D5
「パッケージ」タブの「実行時パッケージを使って構築」にチェック。
dsnide50.bpl(DelphiインストールディレクトリのLib\にある)を実行時
パッケージに追加。
9.すべてを保存して、プロジェクトを再構築します。
10.IDEを終了し、出来上がったGExpert.DLLを、Gexpertをインストールした
ディレクトリに上書きコピーします。(オリジナルのバックアッ
プは忘れずに)
11.Delphiを再起動します。
2000/12/31(Sun) 03:24pm GHE01746 雪見酒
- FDELPHI MES(16):玉石混淆みんなで作るSample蔵【見本蓄積】 01/01/02 -
Original document by 雪見酒 氏 ID:(GHE01746)
ここにあるドキュメントは NIFTY SERVEの Delphi Users' Forum の16番会議室「玉石混淆みんなで作るSample蔵」に投稿されたサンプルです。これらのサンプルはボーランド株式会社がサポートする公式のものではありません。また、必ずしも動作が検証されているものではありません。これらのサンプルを使用したことに起因するいかなる損害も投稿者、およびフォーラムスタッフはその責めを負いません。使用者のリスクの範疇でご使用下さい。
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