Delphi壁の穴

Resource WorkshopでFixedSysフォントをカスタマイズしよう
1.ファイルマネージャ復活


目次
0.トップページ
1.ファイルマネージャ復活
2.Resource Workshopを導入せよ
3.いよいよ改造開始
4.フォントを変更だ

まずは、FixedSysフォントが入ったファイルを手に入れましょう。FixedSysは、「vgafix.fon」というファイルに入っています。ではエクスプローラでWindowsのFontsフォルダを見て下さい。ありますか?ありませんね。vgafix.fon は隠し属性なので、エクスプローラの設定で、すべてのファイルを表示するようにして下さい。出ましたか?出ませんねぇ。おかしいですねぇ。私が想像するに、エクスプローラは意図的にFixedSysフォントの入ったファイルを表示させないようにしているのです。

そこで登場するのが「ファイルマネージャ」。なにそれ?と思ったあなた。無理もありません。ファイルマネージャは、Windows95の前身であるWindows3.1に付属した、標準のファイル管理ツールです。いわばエクスプローラのご先祖に当たります。今回はそのご先祖様に復活していただきましょう。エクスプローラはWindows寄りなのでWindowsシステムの制御を受けますが、ファイルマネージャはどちらかというとDOS寄りなので、Windowsが隠しておきたいファイルやフォルダが見事に露見されてしまうのです。また、ファイル操作に関してもWindowsの制御を受けないのでやり放題です。

それでは使い方。まず、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で、「winfile」と打ち込んで実行します。ファイルマネージャが立ち上がりましたね。そしたら、表示メニューで「すべての情報」にチェックを入れます。次に表示メニューで「ファイルの種類の指定」を選択し、「隠しファイル/システムファイルも表示」にチェックを入れます。これでWindowsにあるすべてのファイルとフォルダを見ることができるようになりました。

WindowsフォルダのFontsフォルダ内を見て下さい。「vgafix.fon」があるはずです。そのファイルを選択したら、ファイル属性をすべて解除してやります。ファイルメニューのプロパティを選択して、属性のチェックをすべてはずして下さい(ここで注目。エクスプローラではできなかったシステム属性の変更がファイルマネージャではできるんですよ)。
そしたらvgafix.fonを、Windowsフォルダにコピーします。コピーした方を編集用に使いましょう。

懐かしのファイルマネージャ

それが終わったら、次は「Resource Workshop」のインストールに取りかかります。

ファイルマネージャは2000年に対応していません。MSのサイトにパッチがあります。
(日付が変に見えるだけで、当てなくても特に支障はありませんが。)

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